和太鼓コンサート集客のためのターゲット戦略と宣伝方法|私が大切にしている考え方
和太鼓の演奏会を企画する際、集客は最も頭を悩ませるポイントの一つです。私もこれまで数々の公演を企画しながら、どのようなターゲットに、どのように情報を届けるのかを徹底的に考えてきました。このページでは、私自身が実践しているターゲティングと宣伝の考え方について詳しくお伝えします。
“誰に来てほしいか”を明確にすることが全ての出発点
私がまず重視するのは、和太鼓を知らない人に知ってもらうことです。
知り合いや友人へのアプローチを否定するわけではありませんが、私は基本的に行いません。なぜならば、誘われた側からすると「断りづらい」という心理が働いてしまい、本当に興味があるかどうかが不透明になってしまうからです。
同様に、和太鼓チームへの告知もしません。和太鼓奏者向けの公演ならば良いですが、私のコンサートの本質的な目的は、“まだ和太鼓に触れたことがない人”にその魅力を届けることです。
もちろん、和太鼓をやっている人の中にも観に来てくださる方はいますし、それはとてもありがたいことです。ただ、集客戦略の中心には置かないようにしています。
チラシの設計にこだわる理由
知らない人に「観てみたい」と思ってもらうのは、並大抵のことではありません。
その第一歩となるのがチラシやタイトルの設計です。視覚でまず「何か面白そう」と思ってもらう、その感情がチケット購入への導線になります。
- タイトル:説明的すぎず、感情を揺さぶる言葉を選ぶ
- デザイン:プロの手も借りて、惹きつけるビジュアルに
- キャッチコピー:「あなたの人生を震わせる90分」など、ベネフィットを明確に
印象に残るチラシが手元にあれば、観客はその公演を記憶に残しやすくなります。


地域によって宣伝方法を変える
私の地元・武豊町は比較的ローカルな地域です。そのため、新聞広告や紙ベースの広報がまだまだ有効に機能します。
一方で、名古屋など都市部の告知にはSNS広告やWebの活用を意識します。
- 【地方】
- 地元新聞への折込広告
- 公民館、図書館、役場でのポスター設置
- 地域FMラジオのイベント枠
- 【都市部】
- Instagram広告(地域指定)
- YouTube短尺CMの配信
- 各種ホールやライブハウスでのチラシ設置・挟み込み(電話確認必須)
場所によって「届く方法」は変わる。そこを丁寧に考えていくことが大切です。

SNSは“見せ方”と“地域性”を意識する
SNSは拡散力のあるツールですが、だからこそターゲット設定を曖昧にしないことが重要です。
例えばInstagram広告は「名古屋市在住・30代〜50代・音楽好き」というように、配信ターゲットを絞ることで費用対効果が大きく変わります。
また、チームへの宣伝を行い、SNSに集合写真などを載せるのは仲間内の盛り上がりとしては良いのですが、それを見た外部の人にとっては「内輪のイベント」という印象になることも。
見せ方一つで、開かれた公演にも、閉じた公演にもなり得るということを意識しています。
まとめ|集客は演奏の一部である
「演奏が良ければ人が集まる」は、もう通用しない時代です。だからこそ、誰に届けるか・どうやって届けるかを考えることも演奏家の仕事の一部だと私は考えています。
目の前のお客様一人ひとりが、チケット代以上の感動を持ち帰ってくれること。それが繰り返されることで、リピーターが増え、次の集客がよりスムーズになります。
和太鼓を“知らない人”に届ける。その覚悟を持って、今日もチラシを一枚、貼ってきます。

