道標
この道を歩んで
3月17日の教室発表会をもって、和太鼓松村組としての活動が終了いたしました。
2014年に初めて来た街神戸。もう早い事で約10年の時が流れようとしています。
当時はまだ18歳。キラキラと輝く海や山の景色を見て、ここから自分の新たな人生が始まるんだ…と思ったことを今でも鮮明に覚えています。
夢とプライドと自信を持って神戸へ行きましたが、当初は本当に怒られてばかりでした。
和太鼓の技術も足りない、任された仕事をこなす事もできない、何もできない自分に腹が立ちましたし、周りの人と比べて自分は何をやってるんだろうと、ひっそり車の中で悔し涙を流した事もありました。
そんな中、なんとかチャンスをいただき、1年後には松村組メンバーとして舞台へ立たせていただくことができました。お客さんの前で演奏ができる幸せと共に、メンバーとしての責任も重くのしかかり、もがき苦しみながら、無駄に年ばかりを重ねていたような気がします。
全然足りない。もっともっと上を目指したい！という気持ちとは裏腹に全く何もできない現実の自分を受け入れるのには時間がかかりました。
まだ２０代だからと今でも言われますが、本来ならもっと早く色々な事を実現させたかったんです。
縁
それでもなんとかやってこれたのは、なんといっても色々な方との繋がりがあったからです。
僕は学生のころからずっと人間関係が苦手でした。できれば人と関わりたく無いし、全て自分でこなしていきたいと思ってました。理由は簡単で、何においても楽だからです。
神戸へ行ってからは、松村組を通じて沢山の方々との出会いがありました。
困った時に助けてくれる人、いつも応援してくれる人、叱咤激励してくれる人、中には本気でぶつかり合った人もいたり、本当に様々です。
その方たちと出会えたおかげで、何度心が折れかけてもここまでやってくる事ができました。
この10年の間にお会いできた人とのご縁は自分にとって大切な宝物です。本当にありがとうございました。
人に出会い人を信じ人にやぶれて
人を憎み人を赦しまた人を知る
風に吹かれ泣いて笑い生きるこの道
あなたの笑顔それは道標
風に吹かれて走っています
あなたがくれたこの生命の道を
あんまりこういうの好きじゃ無いですが、僕の大好きな歌手の名曲から。
最高の10年間でした。
この先は
今度は愛知県に帰り、神戸で学ばせていただいた事を発揮し、自分の夢を1つずつ叶えていけるようにしたいと思います。
2024年11月30日、地元武豊町にてソロコンサートを行います。
まだまだ表に出るまで時間はかかりますが、noteをご覧の方には事前に告知させていただきます。
(9月ごろからチラシ配布・チケット販売開始予定)
まずは1発。松村組という看板を外した自分の実力を見たいと思います。
多分チケットも全然売れませんし、他にも困った事が沢山出てくると思います。
一回痛い目見ときたいと思います。
でも、全力で満席にするつもりです。
今回は、自分の夢の果てでやりたい事をテーマにします。独立して1発目はこれをやると決めてました。
夢の果てでやりたい事？どういうこっちゃ？
答えが知りたい方は、ど田舎の武豊町までお越しください。お楽しみに〜👋
ホールはこんなところです↓
(輝きホールという大ホールの方です)