おらこんな村いやだ〜

先日、とあるミュージシャンの方と食事に行ってまいりました。その方は、武道館やアリーナでの演奏経験もあったり、動画編集者としても大きな仕事をこなしたりなど、幅広く活動されております。実は、僕のソロコンサートにもお越しいただいており、そこから少しずつ交流が始まりました。

大変ありがたいことに僕の公演を見てくださってから、音楽性や舞台構成などをすごく気に入っていただき、先日はなかなか聞くことのできないアドバイスをたくさんしていただきました。

いろいろなお話を聞いてる中で、ミュージシャンとして、ものすごく広い世界から和太鼓業界を見ると、まだまだ確立されていない世界なんだなと感じました。
古き良きも日本の伝統文化として大事なんですが、そのやり方を続けることで、和太鼓だけで飯を食っていけない人だらけの業界になっちゃうなと。その結果和太鼓を本気でやりたいと思う人が減り、和太鼓の秘められた可能性が世の中の人たちに認知されることがなくなってしまいそうです。
ここに業界の現状を深く書くつもりはありませんが、僕の中では今の和太鼓業界は“村”のようなイメージです。(村を悪い意味で言っているわけではありません。)

僕は、たくさんの人に和太鼓を知ってもらい、和太鼓で世の中に貢献することが、プロとしての義務だと思っています。田舎侍の僕ができることなんてたかが知れてるかもしれませんが、少なくても自分の周りにいる、本気で和太鼓をやりたい!という子達を本当の意味でプロにしてあげられるようなチームを作りたい、というのが30代の目標です。そんなことをしてたら自然と和太鼓業界ももっと盛り上がっていくんじゃないかな〜なんて思っています。

目標達成のために、まずは自分のことで精一杯になっている現状を打破したいと思います。がんばるぞ〜