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陽春の候

4月は

新たな年度が始まり、あっという間に1ヶ月が過ぎようとしています。

今年度は教室に全力集中する年にしたく、公演は昨年に比べると少なくなりそうです。

とはいえ、6月から秋にかけて学校公演もいただいておりますので、
セットリストや舞台図を引く日々を過ごしていました。

今年度は秋に母校での公演もあり、今からとても楽しみです。


来る時は一気に

公演数は少なくとも、教室に全力投球しているため、常に動いています。

そしてこのタイミングで、一気に新規開講を進めていきます。

発表会が終わり、入会者様は6名増え、生徒は合計28名となりました。

さらに、体験希望者は過去最多の15名。

5月から体験クラスも始まりますが、発表会では一緒に太鼓を打てていたらいいな、と思っています。


嬉しいこともあれば、嫌なこともある

表裏一体なのが難しいところですが、
今月は正直、かなり参った月でもありました。

1発でもKOになるようなストレートパンチを、4発ほど受けた感覚です。

寝ても覚めても、どうやったら改善できるのか。
そんなことばかり考えていました。

さらに追い打ちをかけるように気圧の変化も激しく、
薬を飲んでもあまり効かない頭痛に悩まされる日も続きました。


人のあたたかさ

そんな中、昨日は久しぶりに田中佐京さんとリハーサル。

今年度の学校公演は、ほぼ全てご一緒させていただきます。

私が心から惚れた雅楽の音色は、体にすっと染み渡り、
一緒に音を奏でていると、悩みなど吹き飛んでいきました。

今振り返れば、悩んでいた課題は結果的に解決していることばかりでしたが、
いつまで経っても疲れがとれないのは、解決した悩みを引きずっていただけなのかもしれません。


自分の音楽について

今年はソロコンサートはやらない、と話していました。

昨年のソロコンサートに続き、TAIKOFESの開催もあり、
正直少ししんどさも感じていました。

ただ、やらない理由について本音を言うと

「自分の音楽をどうやったらもっと良い形で世の中に届けられるのか」

それが見えなくなっていました。

学生の頃から思い描いていた“和の世界”を形にしてみると、
しっくりきている感覚はあるけれど、どこか違う気もする。

そう感じていました。

勘違いしないで欲しいのですが、これは演者の問題ではなく、
自分自身の実力や勉強不足だと思っています。

松村組時代、長く西洋楽器であるマリンバと向き合ってきた中で、
やっぱり自分のルーツは「和」と「世界」の交響音楽なのではないか。

そんな思いを佐京さんに相談し、たくさんのヒントをいただきました。


これから

実を言うと、TAIKOFESの第2回は、2027年3月27日に決定しています。

例年通り秋にソロコンを開催すると、また追い込まれるなぁと、

「もうソロコンサートはやらない」と思っていたはずなのに、
頭が整理されると、不思議とまたやりたくなってきています。

いつにしようかな。
近いうちに必ず開催したいと今は強く思っています。


とはいえ、まずは、今年力を入れると決めた教室の新規開拓に集中します。

なぜ教室に力を入れているのか。
それにはきちんとした理由があります。

その話は、また別の記事で書きたいと思います。

ホールの予約が取れたら、また皆様にお知らせします。


この記事の著者

鳥居 侑平

2015年、プロの和太鼓奏者として本格的に活動を開始し、神戸市を拠点とするプロ和太鼓集団「和太鼓松村組」に入団。約9年間にわたり、全国各地の舞台やイベント、学校公演などでおよそ1,000回に及ぶ演奏経験を積む。演奏技術に加え、舞台構成や演出についても実践的に学び、観客を惹き込むパフォーマンスを数多く経験してきた。2022年・2023年・2024年と3年連続でソロコンサートを開催。総動員数は3,000名を超える反響を呼んだ。2024年に「和太鼓松村組」を独立し、故郷・愛知県武豊町へ拠点を移す。現在は、地域に根差した和太鼓教室を開講し、次世代への技術継承と和太鼓文化の普及に取り組む一方、自身もソロ活動やグループ演奏を通じて全国で演奏活動を展開している。 令和2年度 兵庫県より「若人の賞」を受賞。

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