太鼓打ちとして
太鼓打ちとして
先日、10月13日は武豊町70周年企画にて「志多ら」の皆様と共演させていただきました。
あまり知られてはいませんが、私の出身校の和太鼓部でコーチをしていただいていたのが、志多らの方で、志多ら合宿なんてのもあったくらいです。
個人的には、プロになる前にプロの世界を知っておいた方が良いと、松村組に行きたいと言っている私を2泊3日で泊めていただき、稽古までつけていただいたりと、学生時代大変お世話になったチームです。
この度は、お馴染みの田中駿一郎くんと、同じ高校出身の後輩、元くんと3人で大太鼓の楽曲に挑戦させていただきました。
別チームと演奏して勉強になるな〜という感想よりは、愛知に帰ってきても知り合いのプロ和太鼓奏者がいるということや、愛知へ帰ってきたばかりの私にも、このような場にお声掛けいただいたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
もちろん勉強になることばかりですが、それよりももっと感謝の気持ちのほうが何倍も大きいです。
なんだかんだで演奏依頼はいただいているものの、独立してからは、本当に大変な日々を過ごしています。個人事業主は自由でいいな〜とか、休みも自由なんでしょ?なんて同級生に言われたこともありますが、そんな低レベルな話ではないです。
毎日死ぬほど頭を使って生きています。毎月やってくるローンの支払いに怯えながら、なんとかギリギリ凌いています。
なんなら、夜中にふと目が覚めて、ソロコンサートなんてこんな状況で開催して大丈夫か?中止にしようかな。なんて思う日も多々ありました。他にもネガティブなことはたくさん。
しかし、先日の公演にて3人で演奏をこなし、舞台袖から志多らさんの演奏を見ていると、もっと本気で頑張らねば。と思いました。言葉ではうまく表せませんが、心の中で消えかけていた灯火が、もう一度燃え上がるような、そんな気持ちになりました。
もっと頑張ります。
最後にはなりましたが、「志多ら」の皆様、武豊町でこのような場を企画してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。